活動報告
★保護者会&アドバンス(SST) 2/27(土)★
保護者会では、LST(ライフスキルトレーニング) 講座(第5回)を受講しました。
★勉強会 2/10(水)★
臨床発達心理士、特別支援教育士で教諭の新開多恵先生との勉強会がありました。
★成人当事者会「ワンピース」 2/21(日)★
茶話会と講話を実施しました。講話では、NPO法人こころ塾の村松つね氏に『新型コロナウイルス感染症とこころの健康』という内容で、お話をいただきました。
おすすめイベント
自閉症である石村嘉成が持つ、独自の集中力や持続力は、数々の独創的な作品を生み出している。
作品の題材として、彼は生き物以外に興味は示さない。
だからこそ、彼の生き物に注ぐ視線は暖かく、命の真実に向かうものがある。厳しい環境で力強く生きる命、親子の博愛、巣立ちの瞬間、作品からは彼のメッセージが発信されている。
作品は僕の言葉 石村嘉成
とべ動物園の「獣舎」が、美術館に大変身!!
とべ動物園のインドゾウ舎内で、石村嘉成氏の作品展が開催されています。
躍動感あふれる作品を、ぜひご覧ください♪
<平日> 10:00~15:30
<土日祝> 10:00~16:00
活動紹介
令和3年2月27日(土)、保護者会において、ライフキャリアデザインPatch×Work代表武田梢氏に、「ライフスキルトレーニングを理解し、意識的に子育てに活かしていくこと」を目的とし、ライフスキルトレーニング講座を実施していただきました。(全5回の第5回)
第5回『ライフスキルトレーニングの活用と共有』
前回までの振り返り・・・・・
◆ライフスキル(トレーニング)とは、WHOが提唱している健康で幸福に生きてくためのスキル見通しを持ち、日々の暮らしを大過なく送ることが目的のトレーニング
◆5つの領域10のスキルがある
- 自己認識
- 共感性
- 意志決定スキル
- 問題解決スキル
- 効果的コミュニケーション
- 対人関係スキル創造的思考
- 批判的思考
- 感情対処
- ストレス対処
◆全てのスキルが必要なわけではない
- 我が子が生きていく上で必要なスキルを、必要な分だけトレーニングする
- 得意を伸ばし、苦手はサポートする
- 発達障害児(者)とICTの活用
- 将来働く上で基礎となる、ライフスキルの涵養が重要
ライフスキルトレーニングの計画を立てよう!
我が子へのライフスキルトレーニング《作成》
- 本質的な課題は見つかりましたか?
- どんな得意を伸ばしますか?
- どのように不得意を工夫しますか?
課題 | ・安全に過ごせる環境になっていない ・ルールが曖昧 ・困ったときの対処法が不十分 |
長期目標 (期間:中学生) | ・一人でも安全に過ごすことができる ・家庭内のルールを守って過ごすことができる ・困りごとに対応できる |
短期目標 (期間:1年) | ・ルールを一緒に考えて見える化する(普段の暮らしで実行する) ・道具の活用などで、安全と困りごとに対応できる |
必要な ライフスキル | ・意志決定 スキル ・目標設定 スキル ・自己認識 スキル |
必要なアイテム (人・道具) |
ライフスキルトレーニング講座《まとめ》
○支援には順序がある
○家庭.ライフスキルトレーニング
●自己理解を深める
得意・不得意を知る
目標と現実のギャップを埋める
自己肯定感や自己効力感を育てる
生活の安定により、本人の能力が十分に発揮される
●一石二鳥方式で考える
「自分のためにやっている」視点も大切に
子どもが成長すれば、親も楽になるWinWinで考える
○情報を、知識や知恵へ育てる
編集後記
先日、日本LD学会の研究集会がWeb開催され、東京大学先端科学技術研究センターの近藤武夫先生の基調講演を聞きました。
『「学ぶ・働く」の可能性を広げる環境整備や合理的配慮』という内容で、発達障害児・者に対する学校や職場での支援の在り方について、具体的に知ることができました。
講演の中で、次学年への合理的配慮の引き継ぎや、中学・高校・大学の受験及び進学後に授業や定期試験でICT利用が認められるよう相手先との交渉など、移行支援についても言及されていました。
しかしながら、制度的な移行支援の社会資源が不十分で、本人と保護者の努力に負うところが大きいのが現状です。
課題解決に向けての環境整備が求められています。
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